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2010年３月 芸術学研究科（博士後期課程）総合造形芸術専攻 満期退学
比治山大学短期大学部 日本画非常勤講師　前田 由芽さん
（大学案内2021「Voices」掲載）

「絵を描いて生きていくこと」

自己表現の追求と古典技法の習得を目的に、他大学から広島市立大学大学院に進学し、博士前期課程から博士後期課程まで学びました。
大学院では作品制作、理論的研究や領域を横断した研究、文化財などの実地見学を行い、自然豊かな環境のもと先生方とスケッチ実習にも数多く行きました。私は現在、グループ展や個展で作品発表しながら絵を描き続け、作家活動をしています。
大学院での研究を通して多角的な視野?視点に加え自然を愛する心を育み、それらはその後の私の創作活動を支え、得た知識と視野は、さまざまな仕事場で生かすことのできる私の財産となっています。
広島市立大学で学んだことは、描き続けていく体力、生み出すまでの苦しみ、創作の喜びと豊かな人生、絵を描いて生きていくことでした。